gidb-data/Japanese/weapons/thefirstgreatmagic.json

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6.4 KiB
JSON
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2023-11-12 00:15:41 +03:00
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"name": "始まりの大魔術",
"description": "かつての「大魔術師」が使用していた公演用の道具。最後に明らかとなった秘密は、実はこれがなかなか凄い武器であるということ。",
"weapontype": "弓",
"rarity": "5",
"story": "「私は大魔術師――『偉大なる者』パルジファル!」\n「これからお目にかけるのは、皆さんが想像もできない夢の世界です」\n「例えば、このシルクハットは東方の伝説の仙境に繋がっています」\n「例えば、この鏡の中は私たちの時空に縛られないスリリングな場所」\n\nマジックと詐欺、窃盗にはそれぞれ似たところがある。\n前者は演技と物語性に、後者は技法を頼りとしたものだ。\n\n「さっきのマスター·コペリウスのお芝居で、神出鬼没の義賊がいたでしょ」\n「私たちの芸名はそれにしようどう」\nサーンドル河の水路沿いの屋台で、若者が興奮冷めやらぬ様子で言った。\n「パルジファルじゃあ、私は…あなたに攫われたサファイアの美女ね」\nパートナーはこう応えた。陽の光が差さない地下の町から笑い声が響いた。\n\nこうして、詐欺や窃盗で生計を立て、グロリア劇場に出没していた泥棒姉妹は、\n舞台で演じられた義賊の喜劇に魅せられ、劇場に入った当初の目的を忘れた。\nそして、自分のやり方と演技で舞台へと上がり、スポットライトを浴びると、\nショーの光でボックス席の賓客も立ち見席の観客も、公平に照らしたいという夢が芽生えた。\n一人が「パルジファル」を演じ、もう一人が助手のジョセフィーヌ。\n最初のショーはエドワルドの酒場、用水路のそば、露店のそばで…\n泥まみれの子供たちのキラキラした目と住民の拍手の中で行い、\n後は太陽のように明るいスポットライトが照らす、グロリア劇場で行われた。\n「サナギから蝶へ」、「仙境」、「鏡の中の火」、「金魚」…\nこうしたショーの光が劇場の豪華なボックス席と立ち見席を照らすように、\nパルジファルの名は地上の街でも地下の街でも褒め称えられた。\n\n人には自分の居場所があるとよく言われるが、舞台でも同じだ——\nそう、舞台を見下ろせる洗練されたボックス席でも、立ち見の席であっても。\nだが、ショーの光が両者を平等に照らすとしても、劇場の外において、\n一時的に忘れられた怒りと悔しさは、木の根が石垣にもぐり込むようなものである。\n\nサーンドル河の整備が進む中、石垣はついに倒壊した。\nいつもジョセフィーヌ役を担当していた少女は、サーンドル河に戻った。\n長年漂っている錆びた鉄と腐敗した匂いのほかにあるのは、\n怒りと悲しみと、完全に乾くことのない血のみ。\n\n皆が知っているのはパルジファルで、助手は助手にすぎない。\nそれだけのことであれば、シンプルですっきりしている。\n鋭い剣で真っ二つにされる助手が、いつも無傷であるように…\n消えた懐中時計が、それを見失った観客の手元に戻ってくるように…\n少女はついに安心して暮らせる「居場所」を失った。\nそこで彼女は、自分たちだけの「大魔術」を考案した。\n\n「私は大魔術師――『偉大なる者』パルジファル」\n「これからお目にかけるのは、皆さんが想像もできない夢の世界です」\n「貴族も王もおらず、皆さんに向けられる刀剣もありません。」\n「生まれつきの富貴もなければ、抜け出せない貧困もないのです」",
"baseatk": 46,
"substat": "会心ダメージ",
"subvalue": "14.4",
"effectname": "偉大なる者·パルジファル",
"effect": "重撃ダメージ+{0}。チーム内に装備者と同じ元素タイプのキャラクター装備者自身を含むが1名いる毎に、「トリック」効果を1層獲得する。異なる元素タイプのキャラクターが1名いる毎に、「パフォーマンス」効果を1層獲得する。1/2/3層以上の「トリック」効果がある時、攻撃力がそれぞれ+{1}。1/2/3層以上の「パフォーマンス」効果がある時、移動速度がそれぞれ+{2}。",
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"weaponmaterialtype": "",
"costs": {
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"name": "異海の露",
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"name": "濁水のひとすくい",
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"name": "生まれたての濁水幻霊",
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