gidb-data/Japanese/weapons/ibispiercer.json

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{
"name": "トキの嘴",
"description": "物語の描写になぞらえて鍛え上げられた黄金の弓。これを普通の武器として扱えば、紙に描かれた物語の一角を、その外の世界に具現化したと言えるだろう。",
"weapontype": "弓",
"rarity": "4",
"story": "本来は『召喚王』第一部完結編の事前予約特典として作られた工芸品のサンプル。\n試作時、形があまりに特殊なため、本物の武器として作らなければならないと誤解されてしまった。\nその結果、八重堂の編集者一同は、この弓を受け取った時、意思疎通のすれ違いに頭を悩ませることとなった…しかし、その場に居合わせた福本先生はかえって感銘を受け、以下の文章を書きおろした。後に、この文章は発売書籍の付録として配布された。\n\n「この弓を持つ者は、大赤砂海の王に従う配下の中で、最も弓術に優れた弓使いだ。」\n他の者たちだけでなく、青い肌をした少年もそう信じていた。トキの王が多くの秘宝を披露した時、彼は一目でこの砂岩色の弓幹を持つ、宝珠をあしらった長弓を気に入った。あの頃、まだ運命に翻弄されていなかった少年にとって、欲するすべてが手に入る報奨であり——\nどこまでやれるかという、努力の程度にしか違いはないのだと考えていた。\n彼は声を張り上げてトキの王に問うた。「もしも俺がこの全員の中で最も優れた弓使いになれたら、もしも俺が諸王の中で最も名高い権力を持てたら、この長弓を貰ってもいいですか」\n広間は水を打ったように静まり返った——照明の明かりが届かない影の中にいる者たちは、誰もその質問に答えられなかった。\nただ一人、上座に座る隼のような眼力を持つ男だけが、笑って少年の希望を許可した。\nその日は必ず来る——青い肌の少年は、そう考えていた。\n\nしかしそれは遠い遠い昔の話だった…\n戦を司る王がその願いを実現したのは、数百年後のことだった。秘典の箱を開けた少年に憑依して、再び封印されし「決闘の間」に入り——そこでやっと「影」の手の中にある長弓を目にすることができたのだ。\nその瞬間、時が止まったようだった。彼の残魂は壊れた扉と長い廊下を通り抜けた。そして裏切りと密謀の広間へと戻り、秘儀の弓によって打ち出された、避けようもなく身に迫る金の鏃の矢を掴んだ。そうして、本来貫かれるべきだった己の躯を救おうとしたのだ。\nそしてこれこそ、彼の本来の計画だった。\nしかしその時。秘法は解除され、弓矢が壊れ…弓を持つ者の「影」も一瞬で消えた。\n長弓は支える力を失い、地に落ちる寸前で、彼に受け止められた。\n彼は幾度となくこの黄金で鋳造された長弓を奪おうと謀ったが達成できず、トキの王との決裂の理由も、少なからずこの弓と関係があった。しかし彼が念願の宝物を手にした時、その心は腐った沼の泥水のように冷たいままであった。ワニの王は、自分がもう少年の頃のようには、心満たさぬ渇望に対する欲を持たなくなったのだろうと思った。\n威厳ある赤砂の王は長い歴史の中で姿を消し、花の女主人の姿も消えた。霊廟の玉座を争った諸国同士の紛争が起き、戦乱は止まなかった。彼は「決闘の儀」の機を借りて、広大な金色の砂海を踏破し、更なる混乱と闘争を図って、幾多の世界の間にある障壁を消してしまおうとした。そんな彼を止めるため、一人の老人が黄金の弓を支えに、秘奠の階段を登った…\nそれもまた、遥か昔の出来事であった。\n彼はずっと弓にあしらわれた宝玉を指でさすっていたが、突如、その輝きをかき消したのは、表面についた見えない埃などではないと悟った。\n\n「やめよう」…戦を司る王はそう思った。\n彼は「決闘の間」のテーブルが再び動く音を聞いた。残魂に憑りつかれた少年が、対決を待ち望んでいた。\n彼は長弓を脇に携えている。これは、かつての自分が夢見ていた勝利の姿だったのかもしれない。\n青い肌の王は、ゆっくりと運命が用意した戦場へと歩を踏み出した。",
"baseatk": 44,
"substat": "攻撃力",
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"effectname": "秘智の青眼",
"effect": "重撃が敵に命中した後の6秒間、キャラクターの元素熟知+{0}。この効果は最大2層まで、0.5秒毎に1回のみ発動可能。",
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"name": "色褪せた赤い絹",
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"name": "縁飾の赤い絹",
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"name": "モラ",
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"name": "流浪者の満開の花",
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"name": "静謐な森のしずくの金符",
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"name": "流浪者の満開の花",
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"name": "金織の赤い絹",
"count": 12
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